充実した食事サービスをご提供するためには、優秀な人材が連携して喫食者様のために努力を重ねることが必要です。"anbai"は、食に携わる年齢も経験も様々な人材を、それぞれの能力が十分に生かせる場所で活躍することを念頭に置いた教育システムを導入しています。定期的なカリキュラム作成や調理の現場においての指導などを徹底し、より優れた人材の育成に努めています。
ここでは、職種に応じた研修内容の一例を栄養士・調理師・調理補助のケースを取り上げ、ご紹介させて頂きます。
現在、塩梅調理師会に入会し、中規模の病院事業所のチーフとして勤務しています。職人色が強い調理師の世界ですが、塩梅調理師会では調理向上委員会が中心となって、横との繋がりを深め、調理技術の向上を目指した活動しています。出汁の取り方や冷凍野菜の取り扱い方、嚥下調整食の試作などを通して、喫食者様に喜ばれるための食事サービスの追及をしているので刺激になります。
今後は、マネージャーを目指しているので、まずはもっと大きい事業所のチーフとして自分の下の世代を育てていきたいと考えています。外部のコンテストに参加したり、コンクールに応募したりすることにも積極的に挑戦していきたいです。
調理補助の研修は、マニュアルを使用して現場で行われています。入社前は、厨房内の作業ということで不安でしたが、今では負担無く勤務することができています。比較的年齢の高いスタッフも活躍しているのを見ると、自分も末永く勤務できるのではないかと思っています。
現在は、「マイスター制度」という制度を活用し、調理師免許取得を目指しています。